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エコハウス岡山~人と地球にやさしいエコな家~

きっかけは衝撃の出会い

 

「あなたはゴミを作っているのですか?」

この衝撃的な言葉が、老舗工務店・旧絹輪建設がエコハウス岡山としてリスタートしたきっかけでした。

1968年に西大寺で創業した絹輪建設は、木造注文住宅会社として順調に成長。

転機は2001年、現社長がエコハウス研究会に出会い、それまでのローコスト住宅から環境建築へ大きく舵をきりました。社長を大きく動かしたのは、「日本の建材のほとんどは安全に処分できない」という事実と、ヨーロッパの建築文化との出会い。

家を資産とみなし、住宅寿命は200年をゆうに越え、住み継ぐスタイルのヨーロッパ。一方、日本の住宅寿命はおよそ25年~35年。先進国の中でもとくに短命な日本の住宅に疑問を感じ、ヨーロッパのような長く住み継ぐ家のあり方を目指そうと「エコハウス岡山」として新たなスタートを切ったのです。

イギリス コッツウォールズ地方の築300年以上の家が並ぶ街並み画像

イギリス コッツウォールズ地方の築300年以上の家が並ぶ街並み

長く住み継ぎ、安全・快適、地球にも優しい家

エコハウス岡山のコンセプトは『長く住み継ぐ、安全・快適、地球にも優しい』という3つ。100年以上住み続けられる『住み継ぐ家づくり』を行っています。

そのために瓦・雨樋・窓・断熱材・塗料内装・設備・外壁という7種の建材について、「7Standers」という独自の基準をもうけ、耐久性・快適性・環境性能を追求しています。その基準に照らして現在採用しているのは、主にヨーロッパの自然素材。エコハウスの考え方に賛同する全国の建築会社と共同出資して、断熱材や窓、雨樋までドイツから輸入、と徹底しています。

欧米と日本の家づくり、それぞれに学ぶ

エコハウス岡山が目指すのは、ヨーロッパのように長く住み続けられる家。

とはいえ一方では、日本の気候風土にあわせて工夫してきた伝統的な手法も取り入れています。木の繊維からできた断熱材、ECOボードもそのひとつ。

昔の日本の住宅に多用されていた土壁。土壁は吸湿性があるため、室内の湿気を調節する働きをしていました。ECOボードは土壁のように調湿性を持ちつつ、高い耐水性・遮音性・防火性も備えた建材です。屋根・壁・床をそれぞれ専用のECOボードでおおい、家全体をくるむようにすると、快適な家になるのです。

そもそも家が傷むのは、湿気によって壁の中が結露し、骨組みである構造躯体が傷んでしまうせい。高温多湿な日本で家を長く持たせるためには、湿気を防ぐことが必須です。土壁やECOボードは、家を長持ちさせるためにも欠かせない素晴らしい素材なのです。

人だけでなく、地球にもやさしい家づくり

エコハウス岡山が自然素材を採用するのは、住み心地だけではなく「地球環境にも優しい家づくりを」という思いから。どんなに丈夫な家でも、形あるものいつかは壊れる。そんなとき自然素材ならば廃棄しても土に還り、仮に壊れても取り換えがききます。

たとえば、大理石のドレッサー。一見高価に思えますが、石は地球上でも数少ない半永久的な素材。そのため、ドレッサー本体が使えなくなるほど壊れることはそうそうありません。本体とは別の洗面ボウルは壊れることもありますが、簡単に交換することができ、交換することでプチリニューアルも楽しめます。大理石のドレッサーも、長く使うと考えれば、むしろお得な素材といえます。

大理石でできたドレッサー壁にはタイルをあしらって

大理石でできたドレッサー壁にはタイルをあしらって

 

100年先を見据えた家づくりを目指す

「本物をメンテナンスしながら長く使う」ヨーロッパの文化と家づくりに学び、エコハウス岡山が目指すのはそんな家づくり。

親から子へ、子から孫へ、代々住み継がれる。住む人や時代の変化とともに細部はリニューアルしながら、年月を重ねるほどに味わいを増す。エコハウス岡山が目指すのは、100年先、200年先に話題になるような、そんな家です。今だけでなく遠い将来も見据えたエコハウス岡山の家づくり。その根底には建築に携わる者としての職人魂があります。次回はそんなエコハウス岡山の職人魂の秘密と工務店EXPOのモデルハウスの魅力をお届けします。

自然の緑に映える自然素材のエコハウス

自然の緑に映える自然素材のエコハウス

 

会社概要

■社名      エコハウス岡山株式会社

■本社      〒704-8191 岡山県岡山市東区西大寺中野1-1

■ホームページ  http://www.ecohouse-okayama.jp/