片流れの大屋根とブルーグレーの外観が目を引くOさん邸。憧れを叶えた住まいで、家族揃って暮らしを存分に楽しんでいる。たくさんのこだわりを実現させたOさんだが、意外にも最初は家づくりに対して消極的だった。「初めは“家づくりは面倒くさい”というイメージがあって、マンションを検討していたんです」というOさん。そんな時に雑誌で見つけた小川建美の「サーファーズハウス」の写真を見たことで、「こんな家に自分も暮らしたい！」と思い、家づくりを考えるようになったという。その中で特にこだわったのは、「アメリカンヴィンテージテイストに仕上げること」と、「趣味が楽しめる部屋を作ること」。好きなモノに囲まれて、好きなコトができる家を目指して、家づくりをスタートさせた。

「ここまで自由にできたのでは、建築家さんやコーディネーターさんの提案力のおかげ。でも、それ以上に良かったのは、自分たちの家づくりをスタッフのみなさんが一緒に楽しんでくれていたからです」と語るOさん。小川建美のデザイン性にも惹かれていたが、一番の決め手となったのは、スタッフの人柄や親身になってくれるところだった。

「打ち合わせも丁寧で、すぐに決めさせようという感じではなく、納得が行くまで図面の変更をしてくれました。コーディネーターさんの対応は本当に良かったです。」と振り返る。アメリカンヴィンテージを演出するために素材にもこだわり、さらに楽しく家づくりができた分、完成した家への愛情も深い。マンション住まいでは味わえない理想の住まいを手に入れ、毎日を楽しく暮らしている。

【テイスト】アメリカンヴィンテージでまとめたオシャレ空間

テーマが「アメリカンヴィンテージ」ということもあり、ヴィンテージ感を演出する木材やレンガ調のタイルを使用。まるでカフェのようなオシャレな空間に仕上がった。生活感のある冷蔵庫を隠すなど、細部まで見た目にこだわったそう。

【ホビールーム】アクティブなご主人のためのガレージ風ホビールーム

洗面台は独立型。「子どもと同い年くらいの子がよく遊びに来るので、気兼ねなく手を洗えるので便利です」と奥さん。脱衣所を見せなくても良いので、来客時も安心なのだとか。無垢の木を使っているところもお気に入りのポイント。

【寝室】将来を見据えて、1階に寝室を配置

子供部屋が2階で、寝室を1階に配置。将来を見据えて、1階だけで生活を完結できるような間取りを希望した。寝室もアメリカンヴィンテージテイストにこだわり、壁は爽やかなブルーグリーンに。