実家が昔ながらの木造住宅だったというSさん。小さな頃から木造の家に慣れ親しんていたので、新築を考えるときも自然と木造の家をイメージしていたという。いろいろな工務店の見学会に行っていたが、森本工務店の森本さんの接客に惹かれたそう。「多くの営業マンは、新築の予定を聞いてきますよね。でも森本さんは『うちの家はどうでしたか？』と、感想を求めてきたんです。個性的な人だなと思いましたね」と驚いたとのこと。「その後も電話での売り込みなど一切なく、森本さんは森本工務店の家に自信を持っていて、信頼もできそうだと思いました。さらに森本工務店は木造の家も得意にしているのも、自分の理想にピッタリだったんで」と森本工務店に決めた理由を語る。

また森本工務店の梁を見たのも決めてだという。梁が眺められて、木のぬくもりを感じられるのがいいなと思ったそうだ。さらに、森本さんは材質などを決めるときも、メリットだけでなくデメリットも教えてくれて、それぞれ比較しやすかったのがよかったとのこと。

「打ち合わせのとき感じたのは、森本工務店の社員のかたは、みなさん熱心でこだわりが強いなぁと思いました」とSさんは振り返る。「打ち合わせのとき、私たちの前でみなさんが『ああしたほうがいい』『いや、こっちのほうがいい』と議論をするんですね。お客さんのために精いっぱい向き合ってくれているんだなとうれしくなりました」とSさん。

「歴史ある家屋が多いエリアなので、それにマッチする和を意識した外観デザインも気に入っています。地域の風情とともに過ごしやすい家だと感じました」とのこと。「以前はコーポに住んでいたんですが、家事などの動線がイマイチで非効率的でした。今の家は家事の動線を考えてあるので、とても効率的で快適です」と新しい住まいでの生活も充実しているようだ。

【天井の梁】

木の存在を感じられる梁

リビングに入って、最初に目に入る天井の大きな梁。迫力ある梁は、Sさん一番のお気に入りポイント。木の特性で、温度変化による伸び縮みでピシッという音がすることがあるそう。それが、木の存在を感じられておもしろいとのこと。

【木製カウンター】

生活スタイルに合わせて設置したムクの木のカウンター

キッチンの前に木製のカウンターを設置。休日の昼食やふだんの夕食は、みんなそろってリビングの座卓を囲んで座って食べるそう。いっぽう朝食はそれぞれ出かける時間が異なるため、別々に食べることが多いとのこと。だからダイニングテーブルを置くより、カウンターにしたほうがスペースも広く使えていいと考えて設置したとのこと。カウンターはムクの木材を使っていて、木のぬくもりを感じられ、触り心地や使い心地がいいのもポイント。

【玄関横の土間収納】

外出に便利な土間収納

玄関の脇にスペースを設けて、土間収納を設置している。靴などがたくさん収納できるほか、コートや制服などの上着もここに掛けられるという。出かけるときに靴とともにサッと上着を着て、帰ったらサッと上着を掛けられるので、外出がとてもスムーズで効率的になったとのこと。