「いわゆる”普通の”お家は作りたくなくて、最初からプロヴァンス風の住まいを考えていたんです」というYさんご夫婦。早速県内メーカーを探し始めたそうですが、なかなかこれ！と思えるものが見つからなかったそうです。そこで奥様がドライブ中に気に入ったお宅を訪問し、建てられた住宅会社を訪問して、住宅会社に資料請求をしていったところ、当日のうちに返事をしてくれたのが担当営業の平松さん。打合せをする中で、どんなことでも「できます！」と言ってくれる言葉にほれ込み、マイホームの夢を託すことにしました。そうして完成したのは手塗り壁の質感と化粧梁が与える空間のアクセント、無垢の床材など多彩な素材を盛り込んだ住まいです。
そのほか小物や雑貨を集めるのが趣味という、ご夫婦のこだわりの住まいの各所で観ることができます。南欧風の住まいに合わせたアンティーク調のアイアン照明や、真っ白のモザイクタイルに愛らしさと上品さのある花柄模様の洗面ボウル。素材感のある天然大理石タイルやアイアンをあしらった玄関＆ホールなど、住み手のらしさがあふれた住まいが完成しました。

キッチンは生活感がなるべく表に出ないよう、背面に食器や調理家電などを収納できるスペースを確保。そのためLDKはモノがあふれることなく、いつものすっきりとした空間で、実際の広さ以上のゆとりを感じることができます。

また、ダイニングはリビングと雰囲気を変えて、化粧梁をあらわにした素朴な空間。素材や小物がアクセントになっていて、この住まいらしい空間をつくりあげています。

リビング側は開口部を少なくして、のびのびと寛げる空間に。奥様はソファに腰かけてみる玄関からリビングの風景がお気に入りだそうです。

道路側には開口部の小さい格子状の窓を配置することで、プライバシー性を確保しながら採光を得ています。